今日は2020年12月7日(月)。
ここ数日今日が楽しみで仕方なかった。
なぜならあの新庄剛志が48歳にして現役復帰を目指してトライアウトを受ける日だったから。
幸いスカパーに入っているので中継も生で見れる。
一見子育てに関係ない話題に思われるかもしれないが、背景を知ると通じる部分もあるなと思う。
朝からすごくワクワクした。
新庄剛志とは?
この物語はそもそも昨年の11月。
新庄さんがSNSで「もう一度プロ野球選手を目指します!」と宣言したのが始まりだった。
新庄さんというと野球を知っている人なら知らない人はいないスーパースター。
野球はもちろん、そのパフォーマンスでも話題を集めて、2006年に34歳で現役を終えた元プロ野球選手だ。
日本はもちろん、メジャーリーグでも活躍して結果を残している。
細かい数字や説明は省くが、まったく知らない人にどのくらいすごいか伝えるとすると、
あのイチローの次に有名な実績のある元プロ野球選手と思ってくれたらいい。
そんな人が48歳にして、また現役を目指して今日の入団テストを受けたのだから注目しないわけがなかった。
今日までの軌跡
ではなぜ、昨年の段階で宣言したか。
それは本気でもう一度プロ野球選手になるという夢を追いかけたいと思っていたからだ。
ただのパフォーマンスなら今年の1か月前くらいに私も受けますといえばいいだけ。
それを1年前に言ったのは本人も肉体をプロ仕様に戻す必要があると分かっているということと、それにかかる時間が1年は必要と認識していたから。
実際、今日の新庄さんは現役時代と変わらぬ体つきだったし、戦力外になったとはいえ、先月までプロ野球選手だった現役の選手の本気のボールを1球も空振りしたりしなかった。
それどころかヒットを打ってしまうのだから本当に大したものだった。
あなたに置き換えるなら
ここまで1年間、本気で、筋トレから1㎏近いバットの素振りから走り込みまで相当の努力をしたのだろう。
これがどれほどの努力か。
野球を知らない方のために伝えるならば、
あなたが、
・テニスの錦織圭の本気のサーブを平気で1球目から打ち返してラリーをする
・バレーの元日本代表の木村沙織の本気のスパイクを一球目から完璧に拾うこと
これができるような肉体を1年かけて作りあげてくれと言われたようなものだ。(伝わるかな。。。)
いくら元プロとはいえ、48歳のおじさんの肉体だ。
毎日継続してトレーニングしないと絶対に結果は出ないのだから相当裏でトレーニングを積んだのだと思う。
1年もの間のトレーニングは過酷でつらかったと言っていた。
けど自分がやりたいと、野球は楽しいと思ってるからこそやれていたと。
だからこそ今日の新庄さんのプレーには胸にくるものがあった。
パパはこれまでの人生で本気になって取り組んだものってあったかな?
大学受験くらい?
パパも含めて、君にも見習わせないとなと思った。
まとめ
子育てでもよく夢を持ちなさいとか、目標を持ちなさいとかいうけど、やっぱり大事だし、本気でやれば得られるものはあると改めて思った。
新庄さんも言っていたけど、たとえオファーがなかったとしてもこの1年間は自信になったし、自分のプレーを見て誰かに勇気を与えていたらうれしいと。
新庄さん、パパは勇気をいただきましたよ!
すごく前向きな気持ちになりました!
夢や目標は達成することだけがすべてではない。
その過程にどれだけ熱いものを持って取り組んだか、一生懸命取り組んだか、
プロセスも大事だなと改めて思った。
実際にプロ野球の現役で生き残りをかけて本気になっている選手からヒットを打った新庄さんはすごいけど、打てていなかったとしても新庄さんは同じことを口にしただろう。
「僕のプレーを見て、誰かを勇気づけられていたら嬉しい。」
君にはこれからの人生で何か好きなこと、熱中できることを見つけたら全力で楽しんで取り組んでほしい。
それがうまくいってもいかなくてもパパは応援するし、頑張った自分は君のものなのだから。
自信にしてほしいし、その経験を糧にして日々成長してほしい。
いつか大きくなったときに改めて伝えたいな。
そして夢や目標は年齢は関係ないことも教わった。
君はもちろん、親である我々も興味のある目標が見つかったら歳のせいにはせず、全力で取り組みたいと思った一日だった。
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