「ノマドワークを車でやってみたいけど、デメリットは何かないのかな?」
「ノマドワークの車ならではのデメリットの解決策を知りたい!」
そのお悩み、私ならお答えできます。
なぜなら、私は普段から車(ホンダのNBOX)を利用して、ノマドワーカーとして活動しているからです。
この記事では実際に車でのノマドワークを実践して感じたデメリットと解決策を実体験をもとに解決しています。
デメリットをそのままにしてあきらめるのはもったいない!
うまく解決できれば、車で最高のノマドワークが楽しめますよ。
参考にしてみてくださいね。
ノマドワークを車でやるデメリット6つと解決策
①荷物が多くなりがち
車でノマドワークをする場合、荷物がそれなりに必要です。
カフェなどであれば自分の仕事道具(パソコンやネット回線(WiFi))があれば事足りるでしょう。
机も飲み物も食べ物もその場にあるからです。
しかし、車の場合は机も飲み物も食べ物も自分で用意する必要があります。
仕事道具であるパソコンやネット回線以外で、最低限、必要になるものは以下です。
・作業用のテーブル
・ポータブル電源
・飲み物や食べ物
・コップやお皿
・サンシェード
・車内用のLED照明器具
これらを事前に準備して毎回詰め込むのは少し手間になります。
①の解決策
上記に示したものはあくまで参考例で絶対に必要なものだけ絞ればそれだけ荷物を減らすことができます。
たとえば飲み物については、水筒やペットボトルでそのまま飲めばコップは不要です。
コーヒーや紅茶を淹れたい場合は、別途コップになりますが、お茶や水であれば水筒やペットボトルで十分でしょう。
また、荷物を持ち込むために、いちいち家と車を何往復するのは非効率。
荷物を持ち込むための大きな箱やかごを用意して、必要なものをまとめて入れてしまえば1回の積み込みで済みます。
かごは、ダイソーなど100均でも数百円でそれなりのものが買えますのでリーズナブルに用意できますよ。
さらにテーブルは折りたたみのものを使用して常にトランクに積んでおくとよいでしょう。
私の場合は、後部座席にテーブルを組み立てて作業場にしていますが、
仕事が終わっても折りたたまずそのままにしています。
家族が3人以下で座席が1つなくても問題ない場合はテーブルを片づけないという選択肢もありです。
・飲み物や食べ物はペットボトルやパンなど、別途食器が発生しないものにする
・荷物をひとまとめにできる大きな箱やかごを用意する(100均のものでOK!)
・家族が3人以下であればテーブルを片付けないという選択肢もあり!
②長時間滞在が可能な行き先の調査が必須
作業時間にもよりますが、長時間駐車場を利用できる場所を事前に調べておく必要があります。
スーパーやレストランなど、一般的なお店の駐車場は実際にお店を利用するお客様専用。
あまる長く居座ると注意を受ける可能性があるからです。
②の解決策
逆に言えば、この行き先を調べることは楽しみにもなります。
なぜなら、車でのノマドワーカーの醍醐味は好きな場所で活動できることが強みだからです。
私の場合は、海の駐車場や、公園の駐車場をよく利用していますね。
カフェでのノマドワークではどうしても他のお客様がいますし、窓に映る景色も通り沿いの建物の風景になりがち。
その点、車であれば自然の中でも活動できるので気分転換にも最適です。
・お店の駐車場はお店から注意が入る可能性があるので基本的にNG
・海や公園の駐車場を選べば、自然の中で仕事ができて気分転換にもなる
③周囲の目が気になる
カフェなどを利用したノマドワークでも周囲の目はありますが、車も同様です。
しかも、車で仕事をしている人はあまりいないので、かえって目立つ可能性さえあります。
気にならない人は気にならないかもしれませんが、ときどきチラ見でも覗き込んでくる人はいますので私も気になるところです。
③の解決策
解決策は車の窓全体的にサンシェードで目隠しをすることです。
こうすれば周囲の目はカットされてプライベート空間を保つことができます。
一般的にはフロントガラス分しかないと思いますが、ネット通販では車に合わせて1台分用意してくれているお店が多くあります。
なのであなたの車種にあわせてサンシェードを車1台分用意するとよいでしょう。
ちなみに私のNBOX JF3型では、車1台分でお値段は約1.2万円でした。
少し値は張りますが、ずっと使いまわせるものなので、費用対効果としてもあると便利です。
なお、サンシェードを利用すると周りの目はシャットダウンできますが、車内は昼間でも暗くなります。
このため、別途、車内用に照明を用意する必要があります。
オススメは充電式のLEDランタンや照明器具です。
手元はランタンを、全体は車の各座席の天井にある各アシストレバーに照明器具をつるせば十分な明るさを確保できます。
電池ではなく充電式のものであれば、明るさが減ったときにすぐポータブル電源を使ってその場で充電できるのでおすすめです。
ネット通販では、1つあたり1,000円~2,000円前後で手に入りますし、こちらも使いまわすものなので費用対効果もよいです。
初期投資という意味で用意してみてはいかがでしょうか。
・サンシェードを利用して車全体を目隠しすれば外部の視線をシャットダウン可能!
・車内が暗くなるので車内用にLEDランタンや照明器具を用意するといい
・照明器具は電池ではなく充電式ならその場で充電可能
④車種によっては作業スペースが狭い
車で作業するとなるとそれなりに作業スペースがほしいところ。
運転席で、自分の膝の上にパソコンを置いての作業は少し窮屈に感じると思います。
④の解決策
私は後部座席をおすすめします。
理由は、運転席や助手席よりも足元に余裕があるからです。
私は普段この後部座席の足元スペースに折りたたみ式のテーブルを置いて作業をしています。
この後部座席の足元のスペースは車種によって異なるので、あまり小さな車だと不向きかもしれませんが、
一度後部座席のスペースの幅と高さを調べて、合う折りたたみ式のテーブルがあるか探してみるとよいでしょう。
探し方としては、ノマドワーカーや車中泊というワードとあなたの愛車の車種で検索すると、先にやられているノマドワーカーさんたちのテーブルや工夫が見つかります。
私も同じように「NBOX 車中泊」で検索して出てきた方から折りたたみ式のテーブルの情報を得ました。
車種が同じであればサイズをはかる手間も省けますのでおすすめの検索方法です。
ぜひ試してみてくださいね。
・作業スペースは後部座席がおすすめ
・後部座席の足元にピタリとはまる折りたたみ式のテーブルを用意するといい
・自分の車種に合うテーブルは「車種 車中泊」などで検索すると先駆者がすでに活用しているおススメのテーブルが見つかる
⑤ガソリン代が余計にかかる
車を通常利用以外で利用することになりますので、その分、いつもよりガソリンスタンドを利用する回数は増えると思います。
このためしかたない部分でもあるので、工夫してできるだけ抑えることを意識するとよいでしょう。
⑤の解決策
私の場合は、前提としていろんな場所で仕事をすることを優先としているので、ガソリン代が増えることはその代償としてしかたのないことと捉えています。
その前提の下での解決策です。
まず、近場での作業頻度を多めにして、遠出での活動は週に1回程度に抑えるようにしています。
また、現地ではエンジンは常にオフにすること。
こうすることで車内のエアコン稼働のために余計なガソリンを使わずに済みます。
電源が必要なものはポータブル電源や窓を少し開けて車内の温度調節が可能です。
・近場での作業を基本として遠出での活動は抑えめにする
・エンジンはかけずに車内の温度調整は窓を開けて対応する
⑥長時間使用はポータブル電源の寿命を早めてしまう
パソコンの電源は車のシガーソケットではなく、ポータブル電源を使用しています。
なぜなら、シガーソケットを使用しすぎると車のバッテリーが上がってしまうからです。
また、すでにドラレコなどでシガーソケットを使用していて埋まっている場合もあるでしょう。
このため、ポータブル電源は便利です。
ただ、毎日のように長時間ポータブル電源を使用すると当然劣化も早めてしまいます。
ポータブル電源はリチウムイオン蓄電池に充電して放電するを繰り返しますが、だいたい800~1000サイクル(100%充電100%放電で1サイクル)が寿命です。
単純計算で毎日365日繰り返し利用していると数年で寿命を迎えてしまいます。
ポータブル電源は容量にもよりますが、1台3万円~10万円と高価ですのでできるだけ長く利用したいものですね。
⑥の解決策
長時間の利用は避けることと、消費電力が高い電化製品(暖房器具やポットなど)は避けることが解決策になります。
パソコンの電源として半日利用すると、私の場合は容量288Whのポータブル電源でだいたい40%の使用率です。
これにスマホの充電やその他必要な家電製品での利用があれば半日でポータブル電源の容量の半分以下まで使用することになります。
このため、私は朝から晩までノマドワークではなく、1日4~5時間程度くらいに抑えていますね。
また、ポータブル電源にまだ余裕があるのに繰り返し充電してしまうのも電池の劣化を早めてしまいます。
なので私は残り容量が20%以下になったら充電するようにして、容量が30%以上ある場合には基本的にはその容量でも持つ時間内でノマドワークをするようにしています。
スマホなど充電が必要なものは事前に家で充電を済ませておくとポータブル電源の温存にもつながりますよ。
・ポータブル電源の長時間の使用や消費電力の高い電化製品(暖房器具やポットなど)はできるだけ避ける
・1日のノマドワークは4~5時間に抑える
・ポータブル電源そのものの充電は容量が20%以下になってから行う
・スマホなど事前に充電可能なものは家で充電しておくとよい
まとめ
車を利用したノマドワーカーは好きな場所で好きな時間に活動できることが魅力ですが、今回紹介したような、車ならではのデメリットもあります。
しかしながら、そのデメリットがあるからとあきらめるのではなく、そのデメリットを理解した上で対策を取っていれば抑えることが可能です。
あなたも今回のデメリットを理解した上で事前に対策を取り、車でのノマドワーカーとして活動してみてはいかがでしょうか。
自然の中でのお仕事や活動は本当に楽しいですし、癒されますよ。
あなたもできることからぜひチャレンジしてみてくださいね。