読書もTwitterもできるようになり、順調に回復傾向にあるようには感じていた。
時々波は来るものの、休職直後のような何もしたくない脱力感のような状態は脱していたのが11月である。
自信が欲しくなる
あつ森とFP3級の勉強が加わり、
朝登園→朝ツイート→家事→Twitter→あつ森→FP勉強→あつ森→家事→お迎え。
の1日のルーティンが確立していた。
FPの勉強も1日30~40ページと決めて、できない日があっても気にせずマイペースに。
参考書自体は320ページほどなので2週間くらいで1巡した。
ただ、知らないことを知る喜びも味わえた。
あくまで1巡しただけなので、理解はまだ3割程度といったところ。
1度読み切れたということは、もう初めましてのFP3級レベルの情報には出会わないということ。
あと何周か読めばより理解が深まるかもしれない。
最短受検日は2021年1月24日(日)
FP3級の試験は年に3回行われる。
そのうち直近の試験は2021年1月24日だった。
申し込み締め切りは2020年12月1日。
今は2020年11月中旬。
わずか2か月ほどしか時間はないが、1度参考書を読めたことで少し自信がついていた。
会社では毎日ミスをし指摘され、
ミスをしていなくても時間がかかりすぎと指摘され。
自己肯定感は地に落ちていた。
過去話でも書いたが、
何度もそう思っていた。
最初に見つけたやりたいこと
それがFP3級受検だった。
まずはわずが2か月でうつ病の状態でも受検できるレベルに持っていくこと。
合否はどうだっていい。
別に仕事に活かしたいと思って始めた勉強ではない。
あくまでほしいのは成功体験、自己肯定感の向上だった。
そもそもFPの資格が仕事に活きるのはFP2級以降。
3級はあくまでお金の知識を得たい入門編レベルの資格である。
それにこの資格を仕事に活かそうともそもそも思っていなかった。
なぜなら全く仕事にしたいという感情は湧かなかったから。
FPは今のところ心からやりたいと思う職業ではなかった。
とにかくまずは合格できるかもしれないラインに持っていくことを目標に勉強に対する負荷を上げた。
参考書1巡目は、
くらいにしかみていなかったものを、
2巡目からは、頭に入れるように努めるようにした。
ただし、無理はしない。
あくまで1日30ページ前後というルールは変えず。
ページ数の負荷は変えず、分からなければ時間を優先して20ページに減らすなど工夫しながら勉強した。
理解できる喜び
参考書を何周もすればするほど、理解は増えていく。
仮に試験に落ちたとしても、覚えた知識がなくなるわけではない。
けどどうせなら合格したい。
そういう欲が出てきていた。
一つの参考書のみで何周も繰り返して覚えていくやり方には成功体験があった。
それは大学受験だ。
以前も書いたが僕は化学が得意だったので、苦手の物理をカバーするために化学で高得点を取ることは必須だった。
そのときも1冊の参考書のみを繰り返し学び、暗記し、模擬テストでは満点近くを取れるように持って行ったという成功体験があった。
それを今回も同じやり方で実践した。
先ほども書いたが参考書を1巡すれば、もう新しい情報に出会うことがないので2巡目以降は一度見た情報しか出てこない安心感が得られる。
2巡目では1巡目でわからなかったところが、先に理解した部分でわかるようになる箇所も増えてくる。
それを3巡、最終的に4巡と繰り返した。
もちろん毎日できたわけではない
動けない日は勉強できなかったし、少し先になるが年末年始は家庭内で色々あったので、勉強が止まった時期もあった。
ただ、徐々に理解度は上がり、分かる度に自信につながっていく感覚があった。
理解が深まる度に、
と次第に合格したいという気持ちがどんどん強くなっていった。
また、FPの勉強とは別に、この時期、もう一つ始めたものがあった。
それが育児日記「あすはや家の日常」である。
第23話へ続く
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