時は2020年12月30日。
休職を始めて約3か月。
前話で書いたとおり、ついに妻のストレスが爆発した。
そして、ケンカになり、一旦娘の助け舟のおかげで私は娘と買い物へ、妻は一人で留守番でお互いに頭を冷やすことにした。
買い物終了、公園遊び、そして帰宅
買い物は娘のお菓子だけ買ってあっさり終了。
その後は家の近くの小さな広場で娘が満足いくまで遊ばせそれでも15:30。
残り30分は適当にお散歩をして、妻に指定された16時に家に戻った。
その間、ずっと頭の中ではこのワードがエンドレスリピートしていた。
「あなたは変わってしまった」
「今はもうあなたの顔は見たくない」
確かに私は休職前とは変化した
休職前の私は人見知りで、3人以上になると会話に入れず、飲み会ともなれば一言もしゃべれない空気になるような存在。
妻とのデートでもそんな感じで会話は少な目だが、さりげない優しいサポートやサプライズで喜ばせる。
そんなタイプの人間だった。
以前、他の方のツイートに触発されて、妻にこんなことを聞いてみた。
それなのに…今
確かに変わった。先日の同窓会も会話の中心になるくらいしゃべっていたし、夫婦間の会話も増えて妻になんか変わりすぎて怖いとまで言われていた。
冗談と思っていたが、実際に2度目を言われると冗談に思えなくなった。
「あなたは変わってしまった」
「今はもうあなたの顔は見たくない」
悶々としたまま16時に帰宅。
と思いきや、妻は和室で寝ていた。
そう思い、ワンオペ育児を開始、君の遊びに付き合い、iPadを見ているときはTwitterをしていた。
妻、起きる
18時頃、妻が起きてきた。
私は何も言えなくなった。
正直、迷っていたからだ。
実は、不眠症で寝れなかったある日、こんなツイートをしている。
復帰まであと3ヶ月。
不眠症以外は改善してると言っていいだろう。
そりゃそうだ。原因となった仕事、環境にしないのだから。
それでも日によっては辛い日もある。
もし家族がいなければ実家に戻ってひたすらやりたい事ができるのに。
Twitter、インスタ、YouTube、楽天room。続く— あすはや@2y9m♀うつ病で休職中のパパ (@ttasm4) December 25, 2020
じゃあいなかったらずっと挑戦し続けて親が死んでもダメなら悔いはないのかな。昔は結婚して家庭を築くのが夢だった。います叶ってるのになんで重みみたいになってんの?
残り3ヶ月しかないことも不眠症に焦りを与えてる気がする。
ちなみに3ヶ月で治ならければクビだ。
だから治らなくても復帰する。— あすはや@2y9m♀うつ病で休職中のパパ (@ttasm4) December 25, 2020
そのあと?知らないし、分からない。またうつ病になるというか治ってないことを隠して生活のために復帰しかないだろう。ブログ記事毎日更新を夜にしてるのは復帰後もリズムを変えたくないから。やりたいからやってる。いますやりたいことはもうマルチタスクでやるしか時間がないな。#うつ病
— あすはや@2y9m♀うつ病で休職中のパパ (@ttasm4) December 25, 2020
だからこそ今のうちに足掛かりは作っておきたい。
せっかく見つけたやりがい、やりたいこと、出会ったフォロワーさんたち。
みんなのように生きたい。
変わり始めた人生への価値観
今までは親のせいにするわけではない前提で話すと自分ではほぼ選ばずここまで生きてきた。
いい会社に入るにはいい大学に入る必要があると言われ中学受験をして、
理系か文系で迷ったときは理系の方が就職に有利と言われ、理系を選び、
化学か物理は化学が得意だったので化学を選び、
大学はそれなりのところにはいった方がいいと某有名大学に行き、(関東にしたことだけは自分の意志)
就職先も化学が生きる系の会社に就職した。
そこで実は1回目のうつになり、今回は2回目。
1回目は約10年前。そのときも半年休職して復帰したが幸い違う部署に配置転換され、人間関係にも恵まれた。
今回は前職でのさらなる配置転換と激務で人間関係は良かったが退職し、今の会社に来た。
ただ、2社ともやりがいは感じない、楽しくもない、だけど給料はそれなりにいいだけだった。
だから、今のTwitterやブログでやりがいを感じるのだろう。
自分の意志でやっているので苦ではない。
3か月後復職して、同じ部署になるのか違う部署になるのかわからないが、結局は同じやりがいのない仕事。
生活があるので復帰するしかないが、うつ病再発リスクもあるので少し無理をしてでも何か足掛かりを作っておきたい。
幸い副業も許されている会社だ。
とはいえ、Twitterの副業アカウントの副業はごめんだ。
自分でなんとかする。
全ては社会復帰への準備のつもりだった
ブログ更新を夜にしていたのも、社会復帰しても続けられるようにするためだ。
そして、Twitterを頑張っているのも社会復帰すると時間が夜しか取れなくなる。
だから今のうちに伸ばせるだけ伸ばしておきたいから多めの時間でやっている。
もちろん、妻のことも考えて、私の苦手な掃除以外の部分のみをお願い。
朝の登園、夕方のお迎え、夕食やお風呂の準備などは私が全ても引き受けている。
少しでも妻には娘と遊ぶ時間か休む時間をあげたいためだった。
それなのに…
「あなたは変わってしまった」
「今はもうあなたの顔は見たくない」
ちなみにタイトルは「第20回 久しぶりの夫婦喧嘩」。
ちなみにツイートもあえて外にいるときはしていなかった。
なぜなら固定ツイートの直下のツイートが本記事の最初に挿入しているの「午前の2時間時間くれて妻に感謝」と入れたツイートで、私の想いを感じてほしかったから。
なんか悟って全てがどうでもよくなった。
そしてついに私も限界を迎える。
第27話へ続く
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