なかなか終わらない夫婦のケンカ。
常に妻の言い分を受け入れてきた私だったが、ついに我慢の限界を迎えた。
ついに私の心も折れる
「あなたは変わってしまった」
「今はもうあなたの顔は見たくない」
たぶんこの二つのワードが相当自分の中でショックだったのだろう。
普段の私なら無条件で妻の要望を受け入れていた。
それが今は全ての要求を拒否や論破している。
うつ病のせいなのかは不明だが。
頭ではわかっている
〇やりがいのない、楽しくもない、激務で帰宅はいつも深夜、人間関係もよくない、けど給料はよい仕事
〇やりがいがある、激務でも忘れるほど楽しい、人間関係もいい、けど給料は0かやりこめば高収入になる可能性もある仕事
私は今のうつ病の状態で家族がいなければ、今の仕事は辞めて親に頼りつつ迷わず後者の可能性にかける。
けど今は家族がいるから前者の安定した収入のある仕事が正しいと頭ではわかっている。
だけど、後者の可能性も捨てたくはない。
前者のみだとうつ病再発リスク高い上に、そのまま老後を迎えて、いい人生だったといえる自信がないから。
であれば、多少無理してでも働きつつ、後者にもかけていきたい。
そう思って今Twitterを頑張っていた。
けど妻が望むのは前者とほどよいTwitter。
ただほどよい趣味レベルのTwitterでは伸びないもしくはものすごく成功まで時間がかかる。
時間がある今こそ、頑張る。けど今の娘も今だけなのだ。
妻の言い分も理解できる。
結局答えの出ないまま、喧嘩は終了した。
救ってくれたのもまたTwitterだった
険悪ムードの中、年を越すところを救ってくれたのもまたTwitterだった。
このとき、参加しているパパ育コミュニティで開催されていたのが、コロナに負けるな!パパ育川柳の企画。
妻と娘の実家帰省当日。
作った川柳は6つ。
大掃除 片したそばで やり直し
作り置き 次は作ろう 冬コース
全米が 育児と風邪で 泣いている
風邪ですか ミルクをどうぞ 藪医者だ
寒いのに 親は厚着で 子は薄着
クリスマス 凄い散らかり ツリー引く
それぞれの川柳に思いをはせるたびにその情景がよみがえり、
しだいに険悪なムードもなくなり、自然と元の日常に戻った。
やっぱり、Twitterってすごいなと改めて感謝した。
一人きりだけど、無事に年越し
妻と娘を見送り、一人きりで年越し。
けれど最後の最後で仲直りできたおかげで嫌な気持ちで年を越さずに済んだ。
そう。12月に入ってから、負のスパイラルにおちいり、11月までのいい流れの一日が全くできなくなっていた。
不眠症も治っていない。
気分が落ちる日もまあまあある。
まずは規則正しい生活を取り戻すため、この一人の時間を使って、元の生活に戻すことから始めた。
そして、年を越し、いよいよ、復帰まで3か月を切った。
第28話へ続く
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